プ ロ グ ラ ム

J.Sバッハ カンタータ147より
「主よ、人の望みよ、喜びよ」  
トラディショナル 「アメージング・グレース」 
ヘンデル オペラ  「ジュリアス シーザー」より
モーツアルト オペラ フィガロの結婚より 「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」  
など
[メッセージ] 藤村和義 牧師
バリトン・ 青戸 知(あおと さとる)

 東京芸術大学卒業、同大学院修了。学部在学中に安宅賞、松田トシ賞受賞。文化庁オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアへ留学。1996年二期会『ワルキューレ』ヴォータンで一躍脚光を浴び、第24回ジロー・オペラ賞新人賞を受賞。続いて新国立劇場開場記念『ローエングリン』で国際的にも注目される。 以後『フィガロの結婚』『タンホイザー』等数々のオペラに出演。コンサートではサヴァリッシュ、デュトワ、アシュケナージ、小林研一郎など国内外の著名な指揮者と主要オーケストラ共演も数多い。2001年秋、東京芸術劇場にて自主リサイタルを開催。伸びやかで張りのある、数少ないバリトン・カンタンテとして21世紀を担う活躍を続けている。日本声楽アカデミー会員。二期会会員。日本キリスト教団青山教会会員。

ソプラノ 一小路千花(いちこうじ ちか)

 東京芸術大学卒業。二期会マスタークラス在籍中に優秀賞受賞。イタリアに渡りミラノにて研鑽を積み、故アントニオ・ベルトラミ氏、ベルガモのスクオーラディカント(デュプロマ終了)にて、ラウラ・ロンディ女史に師事。数々のオペラ・コンサートに出演。宝石のように磨かれ、伸びのある美声と劇的に緊張を失わない的確なテクニックを兼ね備えた本格的なソプラノ・リリコとして、これからの活躍が益々期待されるソプラノである。二期会会員。日本キリスト教団青山教会会員。(青戸夫人)

ピアノ小林道夫(こばやし みちお)

 1933年、東京生れ。東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後1965年、ドイツのデトモルト音楽大学に留学した。帰国後は、多方面でその第一人者として活躍しているが、とりわけアンサンブル・ピアニスト、チェンバロ奏者、フォルテ・ピアノ奏者として高い評価を得ている。フィッシャー・ディースカウ、ヘフリガー、等の芸術家と次々に共演し、いまやG.ムーアに比肩する名演奏家として、世界的に知られる一方、バロックや古典派の演奏、研究においても貴重な存在である。
 
 1970年第1回サントリー音楽賞、72年ザルツブルグ国際財団モーツアルト記念メダル、79年モービル音楽賞をそれぞれ受賞、86年より98年まで国立音楽大学大学院教授をつとめ、1998年東京芸術大学客員教授、2000年大阪芸術大学客員教授となり、現在に至る。

 日本を代表するオペラ歌手、バリトン・青戸知、ソプラノ・一小路千花ご夫妻、そして、世界的に名伴奏者として知られている、ピアニスト・小林道夫氏をお迎えしての特別コンサートを企画することが出来、喜んでいます。
このすばらしい演奏会にぜひご参加いただきたくご案内いたします。


●世界の貧しい子供達へチャリティー募金があります。